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斜陽のおもかげ

宿命に生きる母と娘

太宰治とその愛人の間に生まれた遺児・太田治子の原作「手記」(後に「十七歳のノート」として刊行)を映画化。太宰治の「斜陽」の中に描かれた彼の愛人の子である町子は、その宿命を背負い常に注目されていた。その事に誇りを持ちながらも成長するにつれ、思いは複雑に変化していく。母のかず子も同様であった。そんなある日、町子は太宰治を研究している大学生・谷山と出会い恋に落ちる。吉永小百合主演による文芸作。


(c)日活
作品情報1967年/日活/カラー/92分
監督:斎藤光正/撮影:萩原憲治/録音:橋本文雄/編集:丹治睦夫
出演:吉永小百合、新珠三千代、岸田森、芦田伸介、高杉早苗、笹森みち子、北林谷栄

上映日
12/6(土)13:00★ 20:00
12/9(火)10:30 18:00
12/10(水)13:00
12/11(木)13:00
12/12(金)18:00
★…講座付き上映 ※月曜休映
料金【上映のみ】
当日:一般1000円/大学・専門生・シニア・障害者・付添・会員800円/高校生以下500円

【講座付き上映(講座1、2、3)】
前売り・当日:一般1500円/大学・専門生・シニア・障害者・付添・会員1200円/高校生以下500円
その他【講座1】 撮影
12/6(土)13:00〜17:00 
講師:映画キャメラマン 萩原憲治
「斜陽のおもかげ」鑑賞+講義と35ミリカメラ解説

◎撮影の技を語る

同作品のDVDを見ながら撮影の仕方やその撮影テクニックを解説。斬新なキャメラワークでファンを唸らせたその見事な技の数々を萩原キャメラマン自らが語ります。さらに、本物のミッチェル製35ミリカメラによる機材説明も。

▼萩原憲治(キャメラマン)

1929年生まれ。東京都出身。石原裕次郎主演の「若い人」(監督:西河克己)、吉永小百合主演の「愛と死をみつめて」(監督:斎藤武市)、高橋英樹主演「けんかえれじい」(監督:鈴木清順)等をてがける。藤田敏八監督の「八月の濡れた砂」は時代の挽歌を奏でる記念碑的な作品。また、時代のアイドル山口百恵・三浦友和主演作品「伊豆の踊り子」(監督:西河克己)、「潮騒」(同)など山口百恵作品9本を担当。熟達した手腕を発揮した。
64年「愛と死をみつめて」、76年「春琴抄」で富士技術賞を受賞。他に「青春デンデケデケデケ」(監督:大林宣彦)、04年「犬と歩けば チロリとタムラ」(監督:篠崎誠)、09年「天国のスープ」などがある。08年には文化庁映画功労賞受賞。
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