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【開館5周年記念特集】佐藤忠男の日本映画講座(第1回)

「佐藤忠男の日本映画講座」
日本映画大学学長でもある映画評論家佐藤忠男が、松竹、東宝、大映、東映、日活の邦画5社を代表するジャンルの中から傑作1本を選定。10月から5回シリーズで上映と講演を行います。

佐藤忠男
 娯楽映画、エンタテインメント系の映画はふだんあまり、議論の対象にはなりません。もともとそれは分かりやすく出来ているものですから解説の必要もないし、しち難しく論じたりすることも野暮だということでそうなっているのだと思います。しかしはたしてそうでしょうか。広く深く観客大衆に愛された映画にはそれだけの理由があるはずです。じつは私は半世紀前にそういう問題を大まじめに論じる変り者の新人批評家としてデビューしたのですが、ここで改めて初心に帰って、この問題を考え直してみようと思います。おつきあいいただけたら倖いです。

佐藤忠男のひとこと解説
『残菊物語』はこれまで三度も映画化されている、いわゆる女性映画の名作です。女性映画とはかつてどういうものだったかを考えてみたいと思います。


作品情報第1回・松竹メロドラマ
■残菊物語

1963(S38)年/松竹京都/カラー/シネスコ/1h45/35mm
監督:大庭秀雄/脚本:依田義賢/原作:松村梢風/撮影:厚田雄春/音楽:黛敏郎/美術:芳野尹孝
出演:岡田茉莉子、市川猿之助、嵐寛寿郎、中村芳子、津川雅彦

身分違いの女を愛したため、勘当された歌舞伎役者の復活劇。戦前の溝口健二の名作のリメイクだが、『君の名は』で一世を風靡した大庭秀雄が、献身する非運の女の側から描き、新生面を開く。市川猿之助(現・猿翁)の襲名披露作品でもある。
上映日
10/28(日)13:00
料金一般1200円/大学・専門学校生・シニア・障がい者・付添・会員1000円/高校生以下800円
ゲストトーク★上映後、佐藤忠男さん(映画評論家/日本映画大学学長)による講演あり
その他今後の予定
■第2回「大映時代劇」11/25(日)13:00〜
■第3回「東宝喜劇映画」12/23(日・祝)13:00〜
■第4回「日活ロマンポルノ」1/27(日)13:00〜
■第5回「東映任侠映画」2/17(日)13:00〜
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