父の恨みを晴らすために、好色な母と関係した男達を誘惑し、一人ずつ殺害していく娘おしのの復讐を描く。その男達は、三味線引き蝶太夫、婦人科医、札差屋の伜、芝居茶屋の出方、袋問屋の主人とさまざまだが、死体の傍らにはつねに一輪の椿が残されていた。この陰惨な物語を、岩下志麻は内に気丈さと気品を湛えた演技で好演し、代表作の一つとした。撮影の川又昂による主人公の心理描写も見逃せない。
作品情報 | 1964年/松竹(大船)/カラー/2h43 監督:野村芳太郎 原作:山本周五郎 出演:岩下志麻、田村高広、伊藤雄之助、加藤嘉、左幸子、入川保則、加藤剛、小沢昭一、西村晃、岡田英次、山岡久乃 | ||||||||||
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料金 | 500円(前売り・当日とも) 前売り券:9/20(日)より当館受付(9:30〜)にて発売(上映日前日まで) ※整理番号付きチケット、自由席、整理番号付き入場、各回入替制(定員113名) ※上映時間等はやむをえない事情により変更する場合があります ※特別興行につき、アルテリオ・シネマ会員のスタンプ押印対象とはなりません |
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その他 | 平成21年度優秀映画鑑賞推進事業 女優たちの昭和名作シネマ 優秀映画鑑賞推進事業とは 文化庁と東京国立近代美術館フィルムセンターが主催となり、広く国民の皆様に優れた映画を観賞していただくことを目的に、映画史を代表する作品や多くの人々に好評を博した作品を選出し、各地で上映しています。 主催:川崎市アートセンター、文化庁、東京国立近代美術館フィルムセンター 協力:コミュニティシネマセンター |