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シネマ・ノーヴォ特集

これを観ずして映画は語れない!

1960年代フランスでヌーベル・バーグ(新しい波)が起こった時、同じくブラジルでもシネマ・ノーヴォが起こった。反ハリウッドモデルを掲げる映画愛好家たちの一世を風靡した伝説の作品群を一挙上映!

[写真]左上から時計回りに『リオ40度』『乾いた人生』『切られた首』『夫婦間戦争』


作品情報『乾いた人生』
1963年/ブラジル/1h45/35mm
監督:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス
出演:アッチラ・イオリオ、マリア・リベイロ、オルランド・マセード
干ばつのために難民生活を強いられたファビアーノ一家。ようやく見つけた農場での生活も、権力者の搾取と横暴からは逃れられず、さらなる干ばつが一家を襲う。ブラジル東北部に生きる農民の現実を描き、カンヌで絶賛されたシネマ・ノ―ヴォの傑作。
【上映日】7/9(土)〜7/10(日)17:00、7/17(日)17:00

『リオ40度』
1956年/ブラジル/1h40⇒1h31に訂正/35mm
監督:ネルソン・ペレイラ・ドス・サントス
出演:ジョゼ・ヴァラダン、グラウセ・ローシャ、ロベルト・バタリン
灼熱のリオ・デ・ジャネイロ。ファベーラ(スラム)に暮らす5人のピーナッツ売り少年を中心に、都市に生きる様々な人物が交錯していく。当時のリオの激しい貧富の格差をドキュメンタリー的に捉えた群像劇。ラストの美しいリオの景色とサンバの名曲が胸に残る。
【上映日】7/12(火)〜7/13(水)17:00、7/18(月・祝)17:00

『切られた首』
1970年/ブラジル/1h34/DVCAM
監督:グラウベル・ローシャ
出演:フランシスコ・ラバル、ピエール・クレマンティ、マルタ・メイ、ローザ・マリア・ペンナ
仮想の国“エルドラド”を舞台に権力者を夢見るディアス。地元の人々から反発を受けていた彼はある日、奇跡を起こす羊飼いと出会う…。冒険的な手法を用い、劇と詩の間をゆくような感覚にさせられる、シネマ・ノーヴォの代表的監督ローシャの傑作。
【上映日】7/14(木)〜7/15(金)17:00、7/16(土)19:30

『夫婦間戦争』デジタルリマスター版
1975年/ブラジル/1h28/DVCAM
監督:ジョアキン・ペドロ・デ・アンドラーデ
出演:クリスティーナ・アシェー、リマ・ドゥアルチ、イタラー・ナンディ、カルロス・グレゴリオ
カンヌ国際映画祭監督週間出品
ブラジル南部クチバを舞台に繰り広げられる3つの男女の物語。クライアントを誘惑しようとする弁護士、究極の快楽を与えてくれる女性を探す男、そして諍いを繰り返す初老の夫婦。ブラジル社会について鋭い風刺を込めた艶笑コメディ。
【上映日】7/17(日)19:30、7/20(水)〜7/22(金)17:00
料金一般1400円/大学・専門学生1200円/シニア・障がい者・付添・会員1000円/高校生以下800円
【リピーター割引】「マクナイーマ」とシネマ・ノーヴォ特集4作品の半券提示で一般と大学・専門学生は200円引き
公式サイトhttp://espace-sarou.co.jp/macnovo/
その他同時期上映!「マクナイーマ」はこちらから。(2011年)
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