映画美学の集大成
トルストイの中編小説を映画化した遺作。ニセ札をつかまされた集金人が、身の潔白を証明できずに投獄される。説明を廃し、転落していく男の姿を冷徹に追う、簡潔かつ繊細なカメラワークは、ブレッソンの映画美学の集大成となった。
作品情報 | 1983年/フランス、スイス/カラー/ビスタ/1h25/35mm 監督・脚本:ロベール・ブレッソン 原作:トルストイ 出演:クリスチアン・パテー、キャロリーヌ・ラング、シルヴィ・ヴァン・デン・エルセン ●83年カンヌ国際映画祭監督賞創造大賞 | ||||||
上映日 |
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料金 | 一般1200円/大学生・専門学校生・シニア・障がい者・付添・会員1000円/高校生以下800円 | ||||||
公式サイト | http://www.eiganokuni.com/meisaku3-bresson/ | ||||||
その他 | 映画の國名作選3 ロベール・ブレッソンの芸術 孤高の映画監督ロベール・ブレッソン(1901〜1999)の、犯罪を題材にした2作品を上映。職業俳優を廃した厳格な演出が、映画の美を紡ぎだす。 |