映画タイムマシンvol.10の
作画アニメーションワークショップの第一回です。

パルムドールの前で
35ミリフィルムのお話をしました。

上映に参加した高校生以下の方には、
「セロ弾きのゴーシュ鑑賞ノート」プレゼント。

まずは高畑勲監督の
『セロ弾きのゴーシュ』の鑑賞!
🎞35mmの上映です。
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映画鑑賞後は
3Fのコラボレーションスペースにすすみました。
<作画アニメーションワークショップ>

講師は
映像作家、イラストレーターの
りつやりつこさんです。
アニメーションはフィルム1秒間に24枚のところ、
多くて12枚くらいに書くそうです。
1分間だと60秒なので720枚!!!
いつも見ているアニメーションは
たくさんの絵を重ねることで成り立っています。

みんなの机には道具の説明があります。
作画のワークショップは
アニメーションの作画用の
「タップ」と「トレース台」と「作画用紙」を使います。

今回は高畑勲監督にちなみ、
高畑監督が造詣が深かった絵巻物『鳥獣戯画』に閃きを得て、
動物が動くアニメーションを作ります。
🐸 🐰
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まずは1,2の動きが再現できるマジックロールです。

紙を折って、2枚の紙の下側に1の動き、
上側をトレースして2の動き。
(動かさない場所は重ねて書きます)

上の紙を鉛筆に巻き付けて、紙を巻き上げると、、、

動きを確認できます。
みんな夢中になって動かしました!
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次にトレース台をつかってみましょう!

トレース台は電気をつけると台が明るくなります。

台の上におくと紙を2枚重ねても、下の絵がしっかり見えるので、
精密にアニメーションを描くことができます。

書く枚数は一人6枚。
これを1⇒2⇒3⇒4⇒5⇒6⇒5⇒4⇒3⇒2と10コマに増やします。

今回のお題は「どうぶつ」

繰り返すと枠から出ないのがルールです。

猫とか

狸とか

動きを考えて、

羽ばたく恐竜、

動きをチェックしてもらっています。

アニメーションで
アニメーションを描いている!

6枚、動きをかんがえながら、、、

とにかく動きを描いていきます。
時々めくって、

動きをチェック

亀とうさぎ

鳥。

6枚できたら、チェックしてもらって、
下絵がOKになったら、ペン入れです。
